日常に学ぶ経営のヒント

本当に働き過ぎると「過労死」につながるのでしょうか？　実は、働く人は病気にならないという説があります。歴史が証明する「働き過ぎでも人は死なない」例がたくさんあります。

日本の総理大臣も、新聞の政治欄の片隅に掲載されている「首相の1日」を見ると、1日24時間、1年365日、分刻みのスケジュールに追われ、事が起これば夜中だろうとなんだろうと官邸に向かい、そのまま何日も徹夜ということもある首相の激務は、その責任の重さからしても、想像を絶するものがあります。

そんな「年中無休・24時間営業」の職業にもかかわらず、首相在任中に病気等で退陣したのは、暗殺未遂後に辞職した浜口雄幸氏のほかには、脳梗塞で倒れ、62歳で亡くなった小渕恵三氏、「体調不良」で辞任した第一次内閣時の安倍晋三氏など、極めて少ないのです。

今では週休2日制が当たり前ですが、行動経済成長期は休みが週に1日というのは普通の風景でした。このように歴史も「働き過ぎで人は死なない」ことが明らかになっています。

病気になりたくないという方は、ライフワークを見つけ、生涯現役を目指して仕事するのもいいかもしれませんね。

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